電話で息子だと名乗る男に騙されてしまい、お金をまんまと取られたり。
税金などの還付があるからとATMの操作を言われるがままに行い、騙されて送金を行ってしまう。
よくある詐欺の手口ですが、この手の犯罪は現金がそのまま使われるのが普通です。
ところがメールを利用することで現金を使わずに騙し取られるケースが増加しています。
そうです、アマゾンギフト券を使って騙し取る犯罪です。
アマゾンギフト券コンテンツ
古典的な詐欺の手法にも使われるようになってきた
メールを利用した詐欺と言えば、アダルトサイトの利用料金が未納となっています..っていうものですね。
今でもこの詐欺による被害はあるようで、それだけ男って内緒でエッチなサイトを覗いてしまうということなのでしょうか。
以前は指定した口座にお金を振り込めというパターンでしたが、最近はアマゾンギフト券を購入してギフト券番号を伝えろと言うものが多くなっているようです。
128,000円のうち5万円はカード2枚、28,000円はマルチメディア端末で発券させて、ギフト券番号の部分を写メさせてメールに添付して送信させるといったケースもあるようです。
被害者側にすれば、買ったギフト券が手元にあるので少し安心してしまう、そんな心理を突くことにもなるのかもしれないですね。
アマゾンギフト券は物体ではなくギフト券番号が全てなのですが。
Lineアカウントが乗っ取られて騙されてしまう
今はメールを利用するよりLineでやり取りする人の方が多いですよね。
Lineの電話番号認証ってしましたか?
そして推測できちゃうパスワードにしていませんか?
Lineのアカウントが第三者に乗っ取られて大勢のお友達に、アマゾンギフト券をはじめ電子マネーを送ってほしいっていうメッセージを送りつける被害が多発しています。
ここでもアマゾンギフト券のギフト番号を送ってしまうことで被害に合うケースが多くなっています。
ご自身には金銭的被害はないかもしれませんが、大勢の友達に迷惑をかけ、あなたの信用問題にも関わってきますよ。
会社名を使った実際に起こったamazonギフト券の被害とは
大阪の有名な会社の女子社員になりすました者が、この会社の取引先などに、当社の社長の誕生日パーティをサプライズで開き、その中でビンゴ大会を開きたい。
参加は無料ですが、たくさんの景品を用意したいのでアマゾンギフト券のEメールタイプを送ってほしいと、メールを送った。
お世話になっている会社の社長のパーティだからと、4社が応じてしまい18万円分のアマゾンギフト券が騙し取られたのです。
安く買えたと喜んでいたのに騙されたのかな
正規の方法でアマゾンギフト券を入手すれば、ほぼ定価でしか手に入れることは難しいでしょうね。
中にはオークションやアマゾンギフト券の売買を行っている業者から入手する方もおられるでしょう。
大手の業者ならばある程度信用もできるのでしょうが、中には騙し取られたギフト券を買い取って販売している業者もあるようです。
そういったところから入手した場合、下手すればすでに登録されたギフト券だったりする可能性もあります。
大手の場合でしたら、その業者から購入して30分以内の場合ならば返金や返品に応じてもらえることもあるようですが、ほとんどの場合は泣き寝入りとなってしまうでしょうね。
有効期限が切れたわけでもないのに使えない
売買業者やオークションから安く仕入れることができ、登録して実際にお買い物に利用することができた。
後日その残金を使ってお買い物しようとすると、保留中となってそのギフト券が使えないことがあります。
騙された人がギフト券番号をアマゾンカスタマーサービスに申告し認められた場合、知らずに買ったあなたのギフト券が保留されてしまうのです。
慌てたあなたがアマゾンへ問い合わせた場合、残念ながら正規のルートで購入したものではないのでと言われて使えなくなるだけです。
購入先の業者へ言っても取り合ってもらえないし、オークションの出品者ならすでに雲隠れしているかも。
こういった詐欺行為がアマゾンギフト券を使って行われていることも知っておくといいぞ
以上、詐欺事件の主役に!アマゾンギフト券の手軽さが悪用される…でした。